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一方、女性は男性よりも熟睡しやすいとされますが、生理や妊娠でホルモン状態が変化した時や更年期障害などでは睡眠にも大きな影響を受けます。
睡眠障害になる時期が生理期間中だという方は多く、「月経随伴睡眠障害」と呼ばれます。
そして、睡眠障害は精神的な原因によっても起こります。うつ病などでは深刻な睡眠不足に陥る事もあって、症状が悪化しないうちに早めの治療が必要になってきます。不安感が強い方や心配事があっても眠れなくなるので、時にはリラックスして疲労感を取り除いておきましょう。
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また、より深刻な睡眠障害の症状としてナルコレプシーのように突然猛烈な眠気によって、会話中にまるで意識を失うかのように寝てしまったりします。あるいは睡眠時遊行症(夢遊病)で家中動き回るケースもあります。
それから、男性にも更年期があることが分かってきています。この更年期障害には不眠症などの睡眠障害に陥るケースも見られます。冷えや動悸、あるいは倦怠感に不安感といった原因で眠れなくなる方もいます。
一方、女性は妊娠初期にやたらと眠くなったり、出産が近づく後期には出産への不安や重くなったお腹で腰を痛め、不眠症になるケースが多いようです。産後は赤ちゃんの世話で更に充分な睡眠が取れないので、効率的な睡眠を心掛けなければならないでしょう。また、女性ホルモンの分泌が低下し、ほてりや発汗などが起きることで女性の睡眠障害も更年期障害の時期にも深く関係があるといわれています。
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